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■臨床心理士指定大学院合格体験記


★「3ヶ月集中特訓で合格へ」

大正大学大学院人間学研究科
臨床心理士学専攻合格
T・Kさん

最初の3ヶ月間、私は、英語、心理学のいずれもの基本を把握しようと多くの授業を取り、非常に大変でその予習・復習をするだけで精一杯でした。しかし、この多くの授業を受講したからこそ合格につながったと思います。
最初の3ヶ月間の主な受講科目としては、心理研究計画書、心理学、心理基礎及び心理英語です。
特に、研究計画書の授業は、文献の集め方、読み方、まとめ方などを丁寧に指導していただきました。その中でも、文献の読み方の甘さについて先生に何度も指摘を受け、自分の甘さを痛感したことは研究計画書の作成ばかりではなく、大学院に入学してからも役立つことだと思っています。
今回、合格した大学院入試も本格的に始めてから3ヶ月ほどであり、受けようか迷っていたすえ、今後の受験のために入試を体験しておこうという軽い気持ちで受けました。そのため、筆記試験も面接時も練習だと思い受けました。これが実力以上の力が発揮できた理由だと思います。
それも、基本を叩き込もうと思った3ヶ月間、入試問題を自分なりに分析して勉強したことがよかったと思っています。そのおかげで、約3ヶ月間という時間の中で合格できたと思います。
最後に、私が受講した英語A、英語B、小論文、心理研究計画書、心理基礎、心理学、心理論文、心理英語の各先生にお礼を申し上げます。



★「看護師から臨床心理士へ」

目白大学大学院心理学研究科
臨床心理学合格
Y・Kさん

私は、看護師として働きながら、平成17年7月から日本編入学院に通学し始めました。
大学院を受験できる程度の学力が身につくかどうか、自分自身に半信半疑だったので、通学しながら見極めようと思いました。「職業を変えようとしている訳だから、それ相当の覚悟が必要になるだろう」というプレッシャーを持ちつつ、「あせる必要はない、肩に力を入れずにいこう」と思い取り組みました。定期的に通うことが困難で、十分に予習できない状態でしたが、週1回のペースで休みや夜勤明けに通学しました。年が明けて1月〜3月までは仕事が忙しく通えませんでしたが、心理学、心理英語、心理論文などを学びながら、学ぶことが楽しく、退職し4月に通学を再開しました。
5月から研究計画書の作成を始めました。研究計画書を仕上げながら、臨床心理士としてどのような仕事をしたいのか、できるのか考えました。 7月頃から過去問を解き始めましたが、出来ない自分に愕然として、いかに心理用語を覚えるかを工夫しました。ノート作り、単語カードなど、どちらも完成しませんでしたが、試行錯誤する中で覚えたように思います。繰り返すことが重要かと思います。
9月初旬に1校目を受験しました。秋試験での合格は無理と思っていましたが、1次試験に合格しました。無理とは思っても、約22年ぶりの極度の緊張の中での受験だったので1次に合格し浮かれました。しかし、2次試験で不合格となり落ち込みましたが、受験を一通り(面接まで)経験できたので、次回に生かそうと考えました。その後に2校受けて不合格でしたが、4校目で合格しました。過去問を解き始めた頃から、試験期間中にかけて一番集中して勉強できたと思います。心理英語も、何度も同じ単語を辞書で調べる自分の記憶力の悪さに辟易しながら、英文を訳し続けました。先生に教えていただいたように、丁寧に訳すことも念頭に置きながら、8月頃からは試験さながらに時間を測って訳すようにしました。
私自身は独学では難しかったと思います。先生方に根気強く、丁寧に教えていただき、クラスの仲間や学院の皆さんに励ましていただいたので、達成できたと思います。ありがとうございました。




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